AV女優、風俗嬢など個人事業主が「持続可能給付金」を受け取る場合のポイント
かなり幅広い人が受け取れる「持続可能給付金」。
こちらについて、相談が入るようになってきました。お問い合わせ、ありがとうございます。
さて、こちらの給付金ですが、申請するまでにいくつかのポイントがあります。
お問い合わせをいただいた内容から、コラムでお知らせしたほうが良いと思い、ポイントをまとめました!
①2019年の確定申告をしていることが必要
確定申告書類はこちらからダウンロードできます。個人事業主やフリーランスの方は、「確定申告書B」を利用します。その他、「終始内訳書」が必要です。
>>平成30年の確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書など一覧
今年は、新型コロナの影響により、確定申告の期日を延期しており、今の時点でも申告が可能です(2020年5月1日)。まずは、確定申告をしてみましょう。これまでしたことがなくても、頑張ってやってみると、きっといいことあります!
<確定申告に必要な書類>
必要なものは○、あれば出しましょうというのが△です。
○収支内訳書(白色申告者の場合)
→売り上げと経費を書いて、収支を出します。お仕事で使うものは経費になります。例えば、AV女優であれば、撮影や取材の時に着るために買った洋服は衣装費になります。事前に美容院に行った場合は、それも経費になります。
○源泉徴収票、支払い調書など
→こちらは在籍のプロダクション、風俗店、キャバクラなどからもらいましょう。
○社会保険料控除証明書(国民年金、健康保険)
→年金と健康保険を支払うのは義務ですが、払っていないこともあるかもしれません。その場合は、証明書はないので仕方ありません。いずれ支払いましょう。
△医療機関の領収書(医療費控除をする場合)
△生命保険料、地震保険料、寄付金控除など各種所得控除できるものの支払い証明書
<基本的な計算方法>
納税額は基本的に下記のように算出します。
(所得ー各種控除)×税率ー特別控除など
<どうやって申告するの?>
では、所得とは一体どのように出すのでしょうか。申告書にはどうやって書けばいいのでしょうか。なかなか難しそうに感じますが、やってみるとそこまでではありません。
近いうちに、追加で書いていきますが、ひとまずは、名前・住所・性別・生年月日など分かるところを埋めていきましょう。
そして、「確定申告に必要な書類」を準備したら、「税務署の相談窓口」に相談をするのが最も早い方法です。税務署の電話相談は、匿名でできる上、1年中受け付けており、しかも無料です。
もちろん、税務署で対面での相談も可能です。まずは、相談をしながら、確定申告書類を完成させてみると良いでしょう。
税務署は、住民票所在地が管轄になります。例えば、板橋区在住であれば、東京国税局板橋税務署になります。代表電話に電話をして、音声案内で「相談」を選びましょう。
② 収入が下がっていることが分かる資料が必要
①の確定申告書類のほか、「売上台帳など月の売上の減少がわかるような書類」が必要です。
・・・と、いろいろ書いてみましたが、
なんと、税理士さんとも提携することになりました!
2019年の確定申告をまだ済ませてなくて、確定申告を行った後に、持続可能給付金を受け取りたいという方は、確定申告書類の作成や手続き代行も行えます。
手数料は別途かかる形になってしまいますが、まとめてサクッと申し込みたいという方は、ぜひお問い合わせください!